照明を選ぶ時って、照明器具の大きさやデザイン、明るさや電球の種類など、単体としての良し悪しを検討しがちですよね。
でも、ちょっと待って!そのランプをつける場所ってどんなところですか?その空間や部屋の色は?照明の背景となるカーテンや壁は?などと、照明器具の周囲にも目を向けてみると、気がつくことが多いものです。
「さて、今日は何を着て行こうかな?」と、その日の洋服や組み合わせを考える時と実は同じです。シャツと上着、パンツやシューズを一緒に考えるように、照明のお隣さんや周りを今一度確認してみると、さらに良いセレクトができるはずです!
4月上旬にイタリア、ミラノで開催された照明国際見本市「エウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)」でのセクトデザインの展示ブースが壁も床もレッドだったことで、フィンランドバーチ材で出来た木製照明の見え方がこんなにも変わることを私も再発見したのです。