“ライフとランプ”と名付けた展示イベントを先日開催しました。

タイトルを決める時に配慮したのが、次のことでした。

「生活」っていうと実質的過ぎて素っ気なさを感じたので、人それぞれの価値観を大切にした豊かな毎日をイメージできる”ライフ”と呼ぶことにしました。

一方で、「照明」は建築やデザインの専門用語のようです。引っ越しなど特別な時にだけ登場する言葉ではなく、身近に置いておきたい気持ちから”ランプ”を選んでいます。

このイベントでは、フィンランドの森からやってきたセクトデザインの成型合板製ランプの他、リサイクルペーパーで作られたユニークな製品を展示してご紹介しました。

フィンランドの木製照明製品の販売に携わることで気付かされたことは、製品の製造、デザイン、ビジネスそのものの背景にある”ライフ”と人々の思想でした。”ランプ”の機能や美しさも重要ですが、その穏やかな光の表情の奥から見えてくることがあります。

じんわりと滲むように、誰かに伝わっていくといいなぁ、と僕らが思っていることはこんなことです。

次の良き機会がありますように!

Life to Lamp @ patagonia Yokohama-Kannai
photo by LAMPIONAIO