木製照明の専門メーカー、セクトデザイン, SectoDesign は、冬から春へ向かうこの時期にはフィンランドを飛び出して、各地の見本市やデザインイベントへ積極的に参加しています。

来たる3月に上海で開催される「Design Shanghai 」(3/6-3/9 2019)へ。その後、4月には恒例のミラノサローネと併催の「Euroluce 2019」(4/9-4/14 2019)へと向かいます。

ところで、海外の建築家やインテリアデザイナーたちがセクトデザインへ注目するのはどうしてなのでしょう。いくつかの理由があるようです。

フィンランドバーチを大切に使用したエコロジーでナチュラルなものづくり。次に、様々な空間、多様な用途とも美しいハーモニーを奏でるスタイリッシュなデザイン。飽きのこない木製家具のような変わらない魅力。そして、木製ランプシェードならではの、穏やかで柔らかな光の表情。

照明に必要なものは、機能や明るさだけではありません。曇り空の重さをそっと持ち上げてくれるかのように、心も温かくしてくれそうな明かりが、私たちの空間には欠かせないはずです。これは日本でも海外でも同じでしょう。

Photo by Secto Design Oy